宍戸 隼
やわらかく少女はバスを止まらせり短き指でボタン押すから
鉄さくの影はゆっくり伸び来たりぬきあしさしあしふと囲まれる
アスファルト破りて伸びるきのこあり 月面着陸目指すきのこが
エンジンを止めた車内に雨粒は静をいっそう際立たせている
青空の催眠術にかけられてホームレス達家青くする
月という車窓が一つ僕たちは太陽系を横切っている
「隅っこって落ち着くよねっ」て落書きとUAの歌に触れている午後
山手線外回りやや長くって 円周率の終らないわけ
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