編集後記

早稲田短歌三十四号をお手に取っていただき、どうもありがとうございます。穂村弘さん、枡野浩一さんに続くロングインタビュー企画として、今号では荻原裕幸さんにお話を伺うことができました。シーンに突きつけられている問題を、内側から考察していただいたという点で、前号枡野さんのインタビューと対をなす形になっているのではないかと思います。各出詠者の作品に加え、どうぞこちらの方も最後までご覧ください。

さて、不況はいよいよ大学サークルにまで及びはじめたと見え、学校から支給されていた補助金も、来年度より打ち切られる様子です。そういう状況を迎えると、いきおいサークルの維持そのものが目的化されるようになりがちですが、集まった会員の動機やスタンスを大事にしながら、時に応じて会の形をさまざまに変えていくのがよいのではないかと、個人的には思っています。しかし、学祭に補助は出さない、サークルに補助は出さない、託児所は作る、とはあまりにお粗末な。(ハ)

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