::薔薇色の客車 町出智也 |
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音もなくゆらゆらゆらと街灯は心の中の水の面の中に 憐情(れんじょう)は思い思いに消えてゆく宿命の雨、連音の孤独 翻る赤いマントの啓発を心に浮かべ信号を見る 歴史のないダンスホールの空騒ぎさ迷い続けた外の音はなく ゆれまどう飛散霧散の影人形逃れられない壁面に流る あちこちで淡い接吻(キッス)をぶちまける客車の外へ土の匂のある ただ過ぎる風に記された文字となる小さな鼓動の中にある記憶 あなたには揺れてる私が見えますよう全ての私を私にあずける |
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