::ラブ・スパゲッティー 宮澤 英邦 |
|
暴風雨 昂ぶる想いが溢れでて長い手紙をあなたに綴る 「君のこと嫌いなわけじゃないけれど…」二重否定の恋の結末 悲しみに咽喉をしめつけられながら窓の閉まった部屋で寝ている 閉じられたカーテンを射す夏の日差し 光の死骸のように不気味で かたくなに光をこばむ短刀はわたしの咽喉を夢にみている 抽斗の奥から出した手鏡に見つけておどろく母の面影 ショッキングピンクにくちびる塗るわたし 汚い言葉を知っているから 十分間スパゲッティーをゆでながら 「まだ泣いている?」「もう泣いていない。」 恋の秋 いつかはきっと熟れるはず彼のこころの蒼いプラムも |
|
back to index |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||