::感覚で見た風景 石川 暁子

金(こがね)の陽(ひ)降りしきる中いてふ立つ静嘉堂への坂道嬉し

散り初めし梅のひとひら風に乗り賽銭箱に入る天満宮

花を待ち桜が幹にたくはふる紅き樹液をいとほしみ見る

恐れつつ古今伝授の巻物に触れて図書館百千鳥(ももちどり)の声

東京三度目の夏 誕生日―覚えてないか、しょうがないか。信じられない、覚えてないの。

帰省後のお隣りさんの新聞受け二重三重八重九重になる

盆踊り東京音頭聞こえ来てレポート書く手に舞えと命ずる

スパゲティー作ろうと買ったあさりえび勇んで帰るもおむすびが楽

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