::天花粉(ベイビーパウダー)ブルース 天道 奈央

天花粉(てんかふん)うっすら積もる鎖骨の凹(くぼ)にきれいになれる予感する

静止する花火の如き観覧車をじっと見入る君にキスする

右側に深く凭(もた)れる帰り道眠たくなればプライドも無し

諍(いさか)いも瞳閉じれば蒸散す植物のよな心持つから

期待され自分偽る限界は果てなく続く下弦の月

痛み持つ韻詩漂う秋風にユースの終わり不意に告げられ

窓越えてプリズム反射投げかける川に目細め大人になりゆく

夏終り浴衣畳みてふと薫る祭りの夜の天花粉の香

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